大衆音楽の条件

予想だにしなかったことが起こると、ほとんどの人は驚くのではないでしょうか。
聴いている音楽はその人自身の鏡になることが多いので「この人はこんな音楽を聴いてそうだな」という予想はそこまで外れることはありません。

 


しかしつい先日、同じネットラップの界隈にいる女の子(ポップス寄りのラップを聴いてそう)がそれはそれは非常に色の強い日本語HIPHOPを聴いていたことがわかり、驚きを隠しきれませんでした。
その後小一時間そのラッパーについて語り合ったのですが、書いた歌詞や歌い方からその熱量がわかりやすく伝わるアーティストは良い評価がされやすいということがその経験からわかりました。

 

 ネットラップはともかくとして、日本語ラップやHIPHOPの界隈はリスナー・プレイヤーを総合してその男女比は多く見積もっても8:2ほどで、女性の比率が圧倒的に少ないです。最近はラップをするアイドルYoutuberが現れてきていることが女性ファンの獲得に繋がっていますが、それでもポップス寄りの音楽を聴きに来ていることはほぼ間違いないでしょう。もちろんそれが悪いというわけではありません。

 

 件の女の子も元々はポップス寄りの音楽を聴いていたのですが、そんなリスナーですら取り込んでしまうほどの魅力をそのラッパーは持っていたのです。私も多分に漏れず、一曲聴いただけにも関わらず一発で引き込まれてしまいました。
持っている熱量をわかりやすく伝える圧倒的なスキルは類稀なもので、それだけでアーティストであるにふさわしい方であると思います。

 

 何かを発信する人が人気や名声を得るために必要なものは大きく二つに分類されます。
一つは技量、もう一つは人柄です。どちらかだけのアーティストではなく、どちらも兼ね備えたアーティストの音楽は枠や界隈を超えて、幅広い客層に受け入れられることでしょう

講師 木ノ本

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