今週のブログ

              みなさん、こんにちは。講師の谷口です。最近は少しずつですがお昼間は暖かくなってきているので以前に比べると外に出ても快適だなと感じることが多くなってきましたね。ですが、花粉が飛び始めているみたいなので、周りでも花粉症に苦しんでいる人たちが見られます。私自身は花粉症ではないため何とも言えませんが、大変そうにしているので予防はきちんとしなければいけませんね。

              そんなこんなで今週のブログですが、今週はかなり久しぶりですが英語学の内容に触れてみたいと思います。今回は英語学の中の語用論というところについてです。今週はその中でも協調の原理というものについてお話していきたいと思います。

              協調の原理とは主に4つの会話の公理から成り立つと言われています。ちなみにその4つとは

 

  • 量の公理 (求められているだけの情報を提供しなければならない。)
  • 質の公理 (信じてないことや根拠のないことを言ってはならない。)
  • 関連性の公理 (関係のないことを言ってはならない。)
  • 様式の公理 (不明確な表現や曖昧なことを言ってはならない。)

 

といったものです。

              例えば「今、鉛筆何本持ってる?」と聞かれたとして実際は4本持っているのにも関わらず「2本持ってるよ。」と答えたとしよう。回答的には問題なさそうなのだが、実はこれは言語学の世界では質の公理に反するので文章として不適になってしまいます。言語学の世界では一見正しそうな会話でも、実は間違いということがいくつかあるのです。また別の例として

Ben : Would you drive my car?

Ken : I do not want to drive any expensive cars.

 

というような会話は逆に関係がなさそうに見えるが、前提としてBenの車が高級車であるならば運転をしたくないという意味を持つことが出来るので問題がないということになります。

    このように語用論は会話の中のいくつかのルールなどを学ぶ分野なのです。意味論と合わせて学ぶことが多いですが、とても面白いので皆さんもぜひ興味があれば一度勉強してみてはいかがでしょうか。次回も意味論・語用論からお話をしていきたいと思います。それではまた次のブログで。

 

谷口智将

2019年6月
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