皆さんは amazarashi というバンドをご存知でしょうか?
少し重ためのテーマではありますが、生きることの苦悩や後悔、こんな風に生きたいというような曲を多く作り出し、一定のファンの共感を得ています。
最近ではアニメのテーマソングもいくつか担当するようになっています。
「東京喰種-トーキョーグール-」、「僕のヒーローアカデミア」がその例です。
今回はそんなamazarashiの曲を紹介…しようと思ったのですが、あくまでネットミュージックに焦点を当てようと思っているので、amazarashiテイストな曲を紹介します。
今回はジャンルを変えて、VOCALOIDの楽曲です。
VOCALOIDの黎明期は「VOCALOIDらしさ」を前面に押し出した電子音楽が主流でしたが、徐々にその幅を大きく広げ、ハードロックやHIPHOPの楽曲も存在します。
「命に嫌われている」と題したこの曲。
死にたいと言う人に対して、何も考えずに「生きていなよ」という言葉を投げかけることに対してのアンチテーゼであり、心の底から「生きていてほしい」という願いを叫ぶ、そんな曲です。
命についての話をここでするつもりはありませんが、願いを叫ぶという点において作曲者とamazarashiには共通点があります。
生き方に正解はありませんが、「良く生きる」ということを追究している、そんなアーティストなのではないでしょうか。
講師 木ノ本雄大