素晴らしき音楽①

 

 

素晴らしき音楽②

素晴らしき音楽③

素晴らしき音楽④

 

 

 

突然ですが、皆さんは「レトリック」というものをご存知でしょうか?
修辞技法とも呼ばれるもので、国語の授業では表現技法という名前でも知られています。
歌に込められた歌詞には、多くの場合でレトリックが用いられています。
今回は綺麗なレトリックが施された曲を一つ紹介します。

 

歌詞(03:06~)
思い出せる?また問い掛ける。何時何分何秒前地球が何回回ったときだっけ?
ねえ喉の奥込み上げる想いも、すべてが送信した瞬間にことごとく文字化け。
たかが知れてるよ。所詮1分33回転の渦の中ではさ。
100万再生よりたった100人に?…違う。
10万枚の売上げよりたった10人に?…違う。
毎日がヒューマンサイコスリラーだけど、それでも僕は今もここにいるよ、
って1万回のダウンロードよりたった1人に、知って欲しかっただけ。
だから意味なんかきっと、多分、もうないよ。
煙になって、お空になったあの子の前では
こんなフローも、こんなリリックも、なんの意味もないわけで。
あれ?なのになんで行くんだっけ?
決めたのっていつだっけ?

曲に関する余計な詮索は無粋ですが、もういなくなってしまった人に向けて書いた手紙のような歌詞です。
また、歌唱法もあえて感情を乗せず、奇を衒ったものにしています。
直接的な表現とメタファーを織り交ぜて書いた詩に添えられた決意が、私にはとても美しく思えます。

講師 木ノ本雄大

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